どれだけ使える設備が残っているかが重要です
アパレル・雑貨店の高額売却を実現するためには、使える設備が残っていることがポイントになります。店舗の規模にもよりますが、トイレやエアコン、照明といった基本的な設備のほか、マネキンやショーケースなど業種ならではのアイテムが良い状態で残っていると高額売却を狙えるでしょう。
店舗を移転して設備も持ち出す予定の経営者様も、旧既存店舗の高額売却を実現するなら残しておいたほうがよいかもしれません。
- マネキンは一度購入すれば長く使えるものですが、開店と同時に用意ができている経営者様ばかりではありません。物件の売却時にマネキンを付けることで売却金額にプラスがつきやすくなります。ハンガーなどの備品はプラスになりにくいですが、捨てるようならサービスで付けると喜ばれるでしょう。
- 取り扱う衣類が古着などであれば特に影響はありませんが、ブランドものなどを扱う場合は衣類が日焼けしにくいUVカットタイプの照明などが喜ばれます。もし、特殊な照明を付けている場合にはあえて残すことで高額売却に近づくでしょう。
- どの業態にもいえますが、トイレやエアコンは設置してあるに越したことはありません。高機能トイレや自動洗浄機付きエアコンなどはアピールポイントになるので、売却のタイミングで物件とセットで売るのもよいでしょう。
- ショーケースやガラス棚など、商品を陳列する棚類が揃っていると物件に大きな付加価値が加わります。特に、現在店舗を持っていない方には魅力的な物件となるでしょう。
- レジスターは商売には欠かせないアイテムです。古いレジスターを使用している方にとって、新しい機能的なレジに価値を感じます。古いレジはプラスになりにくいですが、新しいレジを持っている場合はセットで売るといいかもしれません。
- 店舗の規模によりますが、薄利多売で在庫を多く抱える店舗の場合はバックヤードスペースの大きさも重要になります。もし広いバックヤードスペースがあるのなら、そこを売りにするのもいいでしょう。